高速道路 1,000円

高速道路料金が1,000円上限で乗り放題になるという話題がニュースなどで報じられていますが料金体系や対象区間、時期などが若干わかりづらいのでここにわかりやすくまとめておきます。


高速道路 1,000円 乗り放題

ETCなら高速道路が1,000円上限で乗り放題に・・?

ETC装着車で休日に高速道路を利用すると対象外地域を除く利用可能区間の高速料金がどこまで行っても上限1,000円で利用することができます。
休日終日が約50%の割引になり、1,000円を超えると一律1,000円となります。

たとえば通常料金1800円の区間であれば900円に、通常料金21,000円の区間は1,000円、そして通常料金1万円の区間であっても上限が1,000円なので1,000円しかかかりません。


高速道路 1,000円 対象

高速道路 1,000円 対象となる条件について教えてください。

軽自動車と普通自動車でETC装着車に限りこのサービスが利用できます。現金での支払いの場合通常の高速料金を支払わなければなりません。
また、ETC装着車であっても高速道路休日1,000円乗り放題の対象外の区間があります。


高速道路 1,000円 時間

高速道路 1,000円 時間帯は決まっているのでしょうか?

休日(土日祝日)の全時間帯が対象になります。


高速道路 1,000円 期間

高速道路 1,000円 期間はいつからいつまででしょうか?

高速道路 1,000円 いつから

高速道路 1,000円 いつから始まるのでしょうか?

平成21年3月28日からのスタートとなります。
が、東京湾アクアラインと本州四国連絡橋に関しては3月24日から1,000円で走行できます。

高速道路 1,000円 いつまで

高速道路 1,000円 いつまで続くサービスでしょうか?

平成23年3月31日までの約2年間となります。


高速道路 1,000円 区間

高速道路 1,000円 区間はどこからどこまでですか?

対象外区間を除き日本のほぼ全域の高速道路が休日1,000円乗り放題対象になるので気力と体力とガソリンがもてば青森から鹿児島まで2500円でいける計算になります。(なぜ1,000円ではなく2500円なのかというと対象外区間があるからです。)
高速道路 1,000円の対象区間を一度降りて一般道に入り、再び高速道路 1,000円の対象区間に乗り入れた場合は再び1,000円を支払わなければなりません。

対象区間(1,000円支払う)→ 一般道 → 対象区間(1,000円支払う)

したがって乗り降り自由のサービスではありません。加えて、システムの対応が間に合わない関係で4月28日までは高速を降りなくても大都市近郊の別料金区間を間に挟んだ場合、再び1,000円が必要になります。
4月29日から大都市近郊の別料金区間を挟んで走行した場合に再び1,000円支払わなくても済むようになります。

3月28日から4月28日まで
対象区間(1,000円支払う)→ 大都市近郊(通常料金−時間割引を支払う)→ 対象区間(1,000円支払う)

4月29日から
対象区間(1,000円支払う)→ 大都市近郊(通常料金を支払う)→ 対象区間(0円)


高速道路 1,000円 対象外

高速道路 1,000円でいける対象外区域があります。

それが大都市近郊の以下の区間になります。

高速道路 1,000円の対象外区間
首都高速全区間
阪神高速全区間
東名高速の東京ICから厚木ICまでの区間
関越自動車道の練馬ICから東松山ICまでの区間
中央自動車道の高井戸ICから八王子ICまでの区間
東北自動車道の川口JCTから加須ICまでの区間
常磐自動車道の三郷JCTから谷田部ICまでの区間
東関東自動車道路の湾岸市川ICから成田ICまでの区間
名神高速道路の大津ICから西宮ICまでの区間
中国自動車道の吹田JCTから西宮北ICまでの区間
西名阪自動車道・阪和自動車道・近畿自動車道の均一区間

高速道路 1,000円の対象外区間の割引について
休日の午前6時〜午後10時 → 約30%割引
休日の午後10時〜午前6時 → 約50%割引

東京湾アクアラインと本州四国連絡橋も1,000円になりますが別途追加料金として支払う必要があります。


高速道路 1,000円 渋滞

高速道路 1,000円になるとやはり渋滞が予測されますか?

日頃一般道(通称 下道)を走行している人やあまり外出をしない人もこの機会に高速で出かけようすると考えられますのでやはりETCとはいえ減速が必要な料金所近辺、高速出入り口近辺などは特に渋滞が予測されます。
不慣れなドライバーも増えますので事故にはくれぐれも気をつけましょう。